よくファスティングや断食明けというと、おかゆや具なしのお味噌汁などが推奨されていますが、とにかく消化しやすく内臓に優しいものです。
しかし、それを外食で食べるとなっても、
\わーい/ 具なしの味噌汁だ!
とはなりませんよね(笑)
せっかくの外食ならやはりテンションがあがるものが良いです。
先日、夜に貸切したいというお客様があり、詳しくヒアリングさせていただいたところ、会に参加される方の数名が「断食明け」だと伺いました。
断食慣れ(笑)している方はご自身で何を食べたらいいかが判断ができますが、そうでない方は次の日が苦しいため、何をお出しするべきか・・・。
試行錯誤した上で考えたのは油を使わないお料理です。

断食をすることによって、臓器は休んでいる状態です。そこから徐々に慣れさせるため、最低2~3日間かけて消化に良いものを食べることが必要になります。
回復食におすすめの食べ物
回復食に適した食品を表す、「まごわやさしい」という言葉があります。何が何を表しているのかというと……?
ま:豆類、納豆、豆腐
ご:ごま、ナッツ
わ:わかめ、もずく、めかぶ、海藻や:野菜
さ:良質な魚
し:しいたけ、きのこ類
い:芋、穀物
以上の食品です。このリストを頭に入れ、プチ断食を台無しにしないよう回復食にも力を入れてください。 引用「プチ断食」の効果・方法教えます!
Chikyuでは様々な観点から、これまで多様なお料理のコラボをさせていただきました。
- 漢方
- マクロビオティック
- 中医学
- 食養
- ハーブメディカル
- 精進料理 他・・・
そのような経験をさせていただいたからこそ、よくよくヒアリングして、会の主旨に沿ったお料理を提供したいと考えて幹事様とご相談させていただきました。
今回のご依頼は『日本統合医療学会 北海道支部』の皆様。
聞けば事務局は響きの杜クリニックさんにあるんだとかで、西谷院長には粋ラボの時からとてもお世話になっておりました。お電話をいただき、嬉しくなりました^^
統合医療は西洋も東洋も統合し、ハーブや漢方などのメディカルだけではなく、呼吸やヨガなど肉体的アプローチなど様々な技法を用いて治療や治癒をしていくもの。
召し上がる方の笑顔を想像してお料理を支度できるのはこの上ない喜びです^^
Sustainable Food Dinnerspecial healing menu
・胡麻豆腐
・あらめとレンコンの醤油煮
・じっくり10時間火入れしたゴボウ梅煮・昆布出汁のふろふき大根
・少納言の小豆南瓜
・人参とジャガイモのすり流し
・焼き豆腐と鉄火味噌
・イロトリドリの温野菜
・ダシ麹、ピリッと辛い山椒漬け
・冬野菜のステーキ
・酵素玄米とお漬物
これらのメニューの大半は野菜の可能性を最大限に引き出す調理法『重ね煮』を取入れています。調味料も油もぐっと少なく、少してまひまはかかりますが、その手間と暇が吹き飛ぶほど、「美味しい!!!」と感動する仕上がりに、毎度 野菜が秘めているパワーに驚かされます。
重ね煮についてはまたの機会にご紹介したいと思います。




日本統合医療学会 北海道支部 の皆様
ありがとうございます^^