Chikyuの店内にはたくさんの木が使用されていますが、そのほとんどが下川町の無垢材です。

テーブルのはじっこに、設計士櫻井さん直筆の木の名前も書かれています。
写真はSen 栓の木です。
ウッドマイレージとは
フードマイレージを木材に応用した指標で、木材の量と木材の産地と消費地までの輸送距離を乗じたもの。日本の木材に対する自給率は約18%と極端に低く、南米やアフリカ、オセアニアなど遠く離れた輸出国から輸入する割合が40%と非常に高いゆえ、日本のウッドマイレージは約400億kmにもなる。ウッドマイレージの見地からも国産材の活用促進が叫ばれている。
関連団体:ウッドマイルズ研究会
Chikyuを設計してくださったアトリエモモの櫻井さんは、環境や施工主のこころに負荷が少ないようにと心がけているとてもハートフルな女性です。
「店内に使用する木材は、国産の間伐材や無垢材がいい。でも予算はあまりかけられないんです。」というワガママなリクエストに、櫻井さんから提案いただいたのが下川町の木材でした。
\森の生活さんのWEBサイトにも当店をご紹介いただきました/
1年使ってみて、少しずつ木の色や風合いが変わってきています。
お料理や笑顔がテーブルを囲み、様々なシーンといつも共にあるオーガニックなテーブルは、地に根を張りめぐらし、様々な生き物たちに酸素や恵みを与えていた時の役割を終えてからもなお、こうして材として生きています。
オイル塗布をして丁寧に磨き上げる時にとても愛おしく感じます。
2019年は世界各地で森や山の火事が広がったことに、とても心を痛めました。
木々は酸素を供給するだけではなく、たくさんの生き物たちの暮らすお家です。
これからも、木や森を大切にしていきたい、1本1本を愛でることが少しでも山や森を守ることに繋がるなら と思い、紹介させていただきました。
住宅や店舗など大きな案件だけではなく、ちょっとした家具やオリジナルの天板でテーブルを作りたいときには、ウッドマイレージが少ない木を選ぶという選択肢の1つにいれてみてはいかがでしょうか。
身近なお箸や食器を作っているメーカーさんはチエモクさんもおすすめです。
