2021.01.192021年の恵方ってどうやって決まるの?
今年も恵方巻きの予約がスタートしました。
さて、恵方巻はその名につく「恵方」と言われるように毎年方位が違いますが、この恵方がどのように決められているかはご存知でしょうか?
歳徳神(としとくじん)様が居る方位で決めます。
2021年の干支は、辛丑(かのとうし)です。
うし年の丑(うし)の前についている辛(かのと)は十干(じっかん)と呼ばれるもの。
「今年の干支(えと)はなんだっけ?」というあの干支は、実は「十干・十二支」の組み合わせが本来です。
そして、この十干には五行が当てはめられます。
五行と聞いて、漢方や薬膳を勉強されている方はピンとくると思います^^
木 =乙(きのと)・甲(きのえ)
火 =丁(ひのと)・丙(ひのえ)
土 =己(つちのと)・戊(つちのえ)
金 =辛(かのと)・庚(かのえ)
水 =癸(みずのと)・壬(みずのえ)
(ちなみに干支は、十干と十二支を組み合わせた 60通りあり、それを一回りすることを還暦と言います。)
暦をはじめとして、時間(丑の刻、子の刻など)、方位(乾=いぬい、艮=うしとら)などに用いられます。
こうしてみると、一見小難しいですが、曜日も五行(木火土金水)+陰陽(日・月)ですし日本人の生活にとっても密接なのが五行です。
Chikyuの恵方巻きは、食べる方、作る方、産み育む大地や天すべてに「自他ともにお役に立ちますように」と願い、恵方巻きを巻きます。全方位に感謝しながら巻いてます^^
今年はグラスフェッド(牧草育ち)の牛(丑)も入った新しいバージョンもできました。ぜひご賞味ください。